恐怖を手放す、ひとつの方法
恐怖というものについて
恐怖は、人によっていろいろな種類があるかと思います。
もう恐怖を手放したいと思うとき、こんな方法も効果的です。
わたしの場合は、非常につよい恐怖がひとつありました。
それは、虫です。
恐いとかいうレベルではなく、まさに【恐怖】でした。
(※)虫が苦手なかたは、この先を読むのを注意してください。
(画像はありません。)
私は、キッチンによく出る虫がこの世で一番恐かったのです。
それはもう泣き叫ぶレベルで、まさに狂ったようになっていました。
とくに今回の人生でなにか特別なことがあったわけではありません。しかしとくに何にもないのにただ恐怖がある・・その背景にはなにかしら原因があるものです。
そしてあるとき、師が教えてくれました。
「食べてましたよ・・」と。
前世でどうしようもなく貧しかったころ、食べるものがなく虫しか栄養源がなかった。
そんな過去があった・・。そしてだんだんと思い出していきました。
私は、虫そのものが恐いというより、そのころの貧しかった記憶・悲しい思い・おちぶれてしまった屈辱感、子どもにそういったものしか食べさせることができない情けなさ・・そういった非常に強いネガティブな感情そのものが、虫というものに象徴されているのだと気が付きました。
そう思ったとき、よりこの感情を理解することができました。
それまでは、わけもわからずただ条件反射的にひたすらおびえていましたが、みずから理解できたことで納得がいきました。
そして、まずはそのときの感情を感じ切ってみたのです。
夜、みんなが寝静まったころ、瞑想にはいり、そのときの記憶をまざまざと思い出しました。
恐怖とふるえで半べそ状態です(笑)
徹底的にそのころの波動にリアルにはいりこみ、逃げ出したい気持ちをおさえて向き合いました。
そのときの感覚はわすれることができないほど、こころの底から恐くて恐くてしかたなかったです。
「そうだ、こうやって食べてたな」と思い返し、(イメージで)食しました。
絶対超えなきゃいけないと思っていたので、泣きながらふるえながらです。
10分くらいしたとき、確実に恐怖がやわらいでいきました。
完全になくなるまではいきませんが、抵抗があきらかに減っていました。
(今も決して好きではありませんが)私個人としての恐怖は溶けていきました。
・・・・・・・・・・・・・・・
これは恐怖感情になりきって、徹底的に感じ、その感情を理解してあげるアプローチ方法です。
「大変だったね、こんなつらい思いをしていたんだね、よくわかったよ」と親身になってあげるのです。
ちゃんとあなたが向き合ってあげることで、恐怖は安心します。やっとあなたに見てもらえたと、時に涙をながし、ほっと安心するのです。
ただ私も、一度こうしてちゃんと溶かした(浄化した)にもかかわらず、またもや恐怖にとらわれることがあります。
しかしそういった場合、ちゃんと浄化できていないのではなく、たいていは地球上に無数にひろがっている恐怖という【電波】のようなものを、再びキャッチしているからにすぎません。
たとえば、虫が苦手という方はわりと多いです。
もう浄化したとしても、まわり大勢の恐怖感情に、【同調】してしまうのです。
もうあなたの感情ではないのに、つい【クセ】で再度拾ってしまうのです。
これは恐怖に限らず、とくに共感能力(エンパス)の強いかたは、どんなエネルギーにもつながってしまいがちです。
これは本当に気を付けなければいけません。
自分のなかにまだ恐怖が残っているんだ・・自分が恐いんだ、と思っていても、実際はただ空中に垂れ流されている【電波】にまさに【感電】してしまっているだけのことがあります。
ですのであなたの感情ではありません。完全に自分と切り離してください。
そのうえで、もし、あなたが内面に向き合い浄化を続け、一度すっきりしたと思えるのであれば、その後はもう二度と【変なエネルギー】にはつながらないと日々、決めつづけることが大事です。
私たちは油断すると、あっという間に他人のエネルギーに同調してしまいます。
あなたは、日々いつもいつも【よろこび・楽しさ・発展・繁栄】といった【本物】のエネルギーに意識してつながっていてください。
こちらが本物であり、恐怖はニセモノです。
恐怖や不安などという不自然なものは、宇宙には本来ないものだからです。作ってみただけ、体験してみただけです。
それほどまでに私たち創造主というのは、そんな不自然なものさえ創造できる存在です。
ですので、幸せな状態をつくることなど、本来たやすいことなのです。
(【つくる】というより、その自然な状態に【もどる】が正しい言い方です。)
非常に長いあいだ、わたしたちは不自然な状態に慣れきってしまったため、そこから意識して抜け出す取りくみが必要になります。
・・・・・・・・・・・・
追伸・・
ほかにも、こういう方法もあります。
純粋におねがいする方法です。
「あなたがこの宇宙に存在していることをお祝いします。決して否定しません。ただ、私とは別々に住んでください。どうか私の前に姿を見せないでください。」と心からお願いし、いのるのです。
これは、意外にも効果的です。
本気でお願いすると、その声は確実にとどきます。
ただ、すべての存在への感謝、栄え続けますようにといういのりを日々忘れないでください。
・・・・・・・・・・・・・・・・
(来月の3日まで、家族の出産で家を留守にします。
ブログの更新がなかなかできませんが、どうぞよろしくお願いいたします。)