作用するコトダマ
私たちがつかう言葉や名前などには、一文字一文字にそれぞれのエネルギーが込められています。
日本語の仮名ひとつひとつに意味があります。そのどれもに特徴はありますが良い悪いはありません。
読み解いていくとおもしろいものです。ふだんの人間関係やじぶんの進む道、自分自身のことがよくわかります。
本来、わるい言葉、わるいコトダマというのはない
コトダマというのは、ひとつひとつの文字に込められたエネルギーの質です。
エネルギーの質には、軽かったり重かったり、早かったり遅かったりいろいろあります。そのどれもに良い悪いはありません。裏をかえすとあらゆるコトバは美点になるからです。
たとえば、軽いということは軽々しく軽率ともいえますが、よくいえばフットワークが軽く行動的ともいえます。
重いというのは、重厚感もあり着実に地盤を固めていく側面がありながら、反面、足どりが重く慎重になってなかなかものごとが進まなかったりします。
ですので特徴はつかいかた次第になります。
アホとかバカという言葉、憎いという言葉も、本来は【悪い言葉】ではありません。使い方をネガティブエネルギーにすると、ネガティブになってしまうだけなのです。
ほんとうにあいつはバカだとさげずみを持って見下して発する「バカ」と、本当は大好きでいつくしみを込めて「バカだなあ」と言うのでは違います。
憎いという言葉も、心底から【憎しみ】をもって言う場合もあれば、反面【あいつは憎いほどよくできるヤツだな、あっぱれだ!】というほめ言葉にもなりえます。
特徴はそれぞれありますが、もともと【悪いことば】というのは存在しません。
一見よさそうな「スゴイ」ということばも、皮肉な言い方としても使えます。
ことばの特徴をどう生かすかが、この世での私たちのチャレンジであり、おもしろいところだと思います。
よみとくとおもしろい。自分との付き合い方がわかる
コトダマは神代のころから受け継がれています。
神名にも、それぞれの特徴・気質があります。それらは単に働きのちがいです。
たとえば、天照大御神は世(夜)を光で照らしだすチカラ。アマテラスの【あ】はものごとのはじまりであり、あたらしいものを起こす、スタートする働きがあります。
(※余談ですが、きれいな着物をきた天照大御神という人や神様が【いる】わけではありません。エネルギーの働きのことです。)
もちろん、自分自身のなまえも相手のなまえにも、エネルギーの質のちがいがあります。(こちらの本で読み解くと、おもしろく参考になります。)
たとえば私の名前は、【あきこ】なのですが、【あ】は上記のように「始めのことば=ものごとのはじまり」になります。スタートすることが得意で、なんでもものごとにチャレンジしていく強さはありますが、裏をかえすと始めてみたけど継続できないという欠点があります。
「あきっぽいからあきこ」とかからかわれたりして、自分でもよくよくわかっていたので納得いきます。
しかし、このコンプレックスは美点に変えられるのです。
「なんで続かないんだろう、継続できないのだろう」とやみくもに悩むより、そういう面があるのだと理解できれば対策も立てられます。
欠点をそのまま欠点としておいておくのではなく、改善しよう(反転させよう)という方向へと焦点をあてられるからです。
欠点は魅力でもあります。ぜんぶ完璧だったらおもしろくもなんともありません。
あなたの名前は、どんな特徴があるでしょうか?
特徴や気質を知ると、自分のことがより深く理解でき、知らなかったことを知る助けになりますのでオススメです。
人間関係でも、改善に役にたつ
自分のまわりのひとにも当然なまえはありますので、人のことも分かります。
人間関係でつまづくとき、相手の特徴がわかると改善する手だすけにもなると思います。
また自分の例で恐縮ですが、わたしは昔から、ある特徴をもったひとが苦手でした。それは【冷静なひと、感情を表にださないひと】です。
あまり感情を表にださない、人と一線をひく、なにをかんがえているのかわからない、そういう人が苦手だったのです。わりと感情でやりとりする私にとっては相手の考えていることがわからず、「なんでこんなに正面からぶつかっているのに、心をひらいてくれないんだろう。もしかして嫌われている?」と不安になっていました。
しかし、相手のなまえをコトダマ的に解釈することで、相手の生まれ持った特徴がよく分かりました。
その人は、「感情的に表現することも、受け取ることも苦手。冷たくみられることもあるが、計画的に仕事は戦略的にすすめられる」というようなことが書いてありました。
そのひとにとっては、きっと私の表現の仕方はうざかったに違いありません(笑)
いってみれば私と真逆の性質をもっている人なのですが、逆に相性はいいと言えるのです。おたがいに補い合うからです。
そこで、私は、そういった自分に欠けているところ「冷静さ」をとりいれようとしました。その人に対しての愛情表現を控えたり、感情でぶつかったりをやめて、たんたんと接することにしたのです。
すると、あちらの方から、さりげなくですが寄ってくるようになりました。そういうひとに対しては、少し一歩引いてあげるといいのだなと分かりました。
相手の特徴を知っておけば、相手に合わせてあげられます。もしそのひとと仲良くなりたかったら相手の性質を自分にも取り入れてみよう、とも思えるものです。
もちろん、自分の性質・特徴にすべてフタをするわけではありません。相手のペースに合わせてあげるところは合わせてあげる(相手のペースを尊重する)
しかし、自分の特徴を発揮すべきところでは発揮するべきです。それこそがあなたがあなたである意味ですから。
相手のペース、特徴も尊重し自分にも取り入れつつ、自分の持って生まれた特徴(才能)も発揮する。
そうすると自分の幅もどんどんひろがっていき、可能性もひろがりおおきくなれるような気がします。