嫌なことを言われたら、ハッキリ嫌と言わなければいけない

嫌なことを言われたら、ハッキリ嫌と言わなければいけない

 

 

誰かに何か嫌なことを言われ、悶々とするが言い返せない。言えば楽になるのだろうけど、関係が悪くなりそうでハッキリ言えない。

 

 

もしもあなたが、そういったことで悩まれているならそのお気持ちは私自身がそうだったのでとてもよく分かります。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

以前私はずっと、人に嫌なことを言われても言い返すことが出来ずにいました。

 

 

突然傷つくような不快なことを言われても、その時は自分が傷ついていることに焦点が当たらず、その場をまるく収めることに重きを置いてしまい、傷ついてないフリをしてしまうのです。

 

 

自分の気持ちをごまかして、妙なテンションで平気なフリをして、ともすると明るく振るまってしまったりもする。

 

 

そんな自分が幼いころから当たり前でした。

 

 

しかし、ある晩、突然気づいてしまったのです。

 

 

「なんで今まで言い返さなかったのだろう・・??」

 

 

それは、今までずっとおかしいなと思ってきたことが、突然爆発してしまったのかもしれません。自分の中でとても大きなことに気づいてしまったのです。

 

 

人に嫌なことを言われたら、嫌とハッキリ言うこと・・。

 

 

こんな簡単なことになぜ今まで気づかなかったのだろう?
それは私にとって、まさしく青天の霹靂でした。

 

 

今までずーーーーっと、だった・・。
幼稚園のころから小中高、就職、結婚、子育て・・・そしてたった今まで気づかなかったのです。

 

 

ほんとに、なぜ?
嫌なことは嫌となぜ相手に伝えなかったのか不思議。
というか、なんでそんな簡単なことに気づかなかったのだろう?・・と。

 

 

自分にとって、まるで重い毛皮を脱いだような気分でした。
よくこんな重いもの背負っていたな・・と。

 

 

言えばよかったのです。
普通に。

 

 

相手に言わなかったため、気持ちを伝えなかったため、どれだけの無駄な時間を、そしてどれだけなネガティブな時間を過ごしてきただろう・・?

 

 

伝えていたら相手を嫌いにも・・たぶん、ならなかった。
もっと絶対仲良くなり、有意義な時間を過ごせていたはずなのです。

 

 

相手はきっとわたしに「嫌ならはっきり嫌と言いなさい、そうでないと、もっとひどいことを(あなたが気づくまで)言いますよ」
と伝えてくれていたのだと(今なら)わかります。

 

 

もちろん本人にはそんな自覚はないと思いますが。

 

 

特に日本人は、自己よりも周りやその場の雰囲気を大切にするあまり嫌なことがあっても言われてもその場はグっと我慢してあとで吐き出したり、あるいは無理にポジティブ?良き方に考えてみたり・・。

 

 

あるいは下手に相手の気持ちを思いやりすぎて
「この人も日々辛いのだからこんなことを言うのだろう、理解してあげなきゃ」

 

 

などと自分の気持ちにフタをしてしまう人が多いのではないでしょうか。

 

 

そして我慢しているから、すごく気持ちが落ちて波動がダダ下がっているのがわかります。

 

 

言われたことが何日も何日もずっと引きずり、相手への嫌悪感でいっぱいなのです。
そしてしまいには、あの人にはもう会いたくないと思う。

 

 

本来たいしたことなかったはずの、軽く済んだかもしれないできごとが修復できないほど大ごとになってしまい、被害妄想もふくらみ、がまんするごとに、そのイライラは憎悪や恨みに変わります。

 

 

我慢の気が、お腹の底で変質して(腐って)いくのです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ハッキリ思いました。

 

 

ああ、もう今度からはっきり言おう。と。
嫌な気持ちだ、傷ついた、そんなことは言わないでほしい、
そういう言い方をされると不愉快だ、と。

 

 

ちゃんと言えばいいんだと。

 

小さなころから言わない我慢を当たり前にしてきましたが、気づけば変わります。

 

 

もしあなたも、どこかの場面で我慢されてるところがありましたら、あなたも私もこれからは、もうだいぶ楽になるに違いありません。

 

 

自分の場合はもう少し早く気づいていれば、言い返せないことによるいじめはなかったでしょう。

 

 

きっと、相手に嫌われるのが恐かったのもあります。

 

 

相手を受け入れなければと思うあまり、というのもある。
波風も立てたくない。

 

 

傷ついている自分に気づかれると、相手に気を遣わせるので申し訳ないとさえ思っていたり。だから、大丈夫、私は傷ついてないよ、と平気なフリをずっとしてきた。

 

 

こんなのは健全ではない。
相手の為にもならない。
誰のためにもならない。

 

 

相手と本気でつながることが恐かっただけかもしれない。

 

 

もう辞めよう。
ほんとうに心の底から思いました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

じつはその気づきの少し前に、コミュニケーションのセミナーで教えてもらったのです。

 

@ のび太のように言われっぱなしで、後になって落ち込んだり怒ったりする人。

 

A ジャイアンのように言いっぱなしで、相手を傷つける人。

 

B そしてしずかちゃんのように「傷ついた、いやな気持だわ」と、ちゃんと相手に落ち着いて自分の気持ちを伝える人。

 

・・・しずかちゃんのように、まっすぐ冷静に、そしてハッキリ言えるようになること。

 

 

感情的に相手を責めるでもなく、我慢して自分を追いつめる(責める)のでもない。

 

 

ただ、良いも悪いもなく、ありのままの自分の感情をシンプルに伝えること。

 

 

これが理想です。
→【こういうのをアサーションと言います】

 

 

なんの摩擦も軋轢もない、健全な人間関係が築けます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

過去の自分はあまりにも今まで自分の感情にフタをしてきたため、嫌なことを言われてもそのときに気づかず、

 

 

あとで、「ああ、そういえばあんなこと言われて気分が悪いなあ」と気づく感じでした。

 

 

人と別れてから、ふつふつと怒りが湧いてくる・・・
しかしもう、時すでに遅し。

 

 

なぜそのときに言い返せないのか?

 

 

センサーが鈍っているからです。感覚がマヒして鈍感になっているのです。

 

 

本当は言われてすぐに反応し、そして言い返したい、その場で伝えたい。

 

 

だけど、我慢を重ねてきたせいで感覚のセンサーが鈍っているので、これからはそれを取り戻す練習です。

 

 

よくよく自分の感情にていねいに向き合い、よく感じ、無視しないこと。

 

 

意識していけば、ちゃんとできるようになっていきます。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

【その後】

 

私はその場で本当に言いたかったことを、相手に伝えることができました。

 

 

蒸し返すようで勇気がいりましたが、その後相手は、私への対応が明らかに変わりました。
そして、前より仲良くなりました。

 

 

もちろん、遠い昔の人間関係は、もう連絡もできなかったり、今さらということもあります。
場合にもよりますが、なかなか伝えるのは難しいことです。

 

 

しかし、たった今から私たちがこれから自分の気持ちを、ちゃんと相手に伝えようと意識して、気持ちをおもてにイヤミなく表していけば、過去のすべては、これからのあなたのための肥料になり、良き方へ働いてくれます。

 

 

ちゃんと伝えあうことは、おたがいに対する敬意です。

 

 

ちゃんと伝えあうことは、自分も相手もたいせつにすることになります。

page top