頑張りたいのに頑張れない、なぜ怠けてしまうのか、根本的な原因その2
こちらのページでは前回の記事に引き続き、頑張りたいのに頑張れない、根本的原因の2つ目をたましい的視点から書いていきたいと思います。
どうぞ楽な気持ちで目を通してみてください。
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あなたは、もしかすると、その仕事や勉強などを達成してしまうこと自体に、どこか引け目のようなものを感じていませんか?
そのような成功した状態は、本当は自分にはふさわしくないのではないか・・?というような、なにか遠慮のようなものはありませんか?
そうであれば、とてもご自分に対して許可が低い状態かもしれません・・。
自分がそのような状態になることにたいして、なんとなく恐い、恐れが隠れている状態です。
ここで質問です。
もし「1億円あげますよ」と言われたら、あなたはどう答えますか?
「ハイ、どうもありがとうございます。」となんのためらいもなく素直に受け取れますか?
「え!そんなそんな、100万円くらいで充分です・・というか何故?何もしていないのに普通受け取れませんよ。」
とかであれば、相当自分に対して許可が低すぎます。
その思考は一体なんでしょうか?
なぜ100万円ならよくて、1億はダメなのでしょう?
何もしてなかったら、受け取る価値はないのでしょうか?
これが赤ちゃんや小さなこどもであれば、なんのためらいもなくニコニコして受け取るでしょう。
彼らはまだ純粋でなんの価値判断も持たないからです。
私たちは大人になるにつれて、人間独特のモノサシでこうであればこう、と物事に価値判断をつけるように教育されてきたからです。
それは、人間自我独特の思考パターンです。
・○○まではいいけど、○○以上は受け入れられない(限界意識)
・○○であれば(状態)○○を受け取れる(結果)
などなど・・
私たちは無条件に誰でも、MAXまで(そのMAXをも超えて無限に)幸せに豊かに生きる資格があります。
豊かさや幸せに限度はありません。
恵まれた環境に生まれ育った人は一生豊かに生きられる、とか、死ぬほど努力した人だけが成功の資格がある、など
【○○であれば○○】と言うのは人間独自の条件付けです。
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少し話は逸れるようですが
もちろんカルマというのは確かにあり、自分が過去にしてきた不徳を、この人生において、他人が目の前で見せてくれることはあります。
その役割は「罰」としてブーメランのように返ってきたわけではなく、「ここを改めましょう、そしたらもっと幸せになりますよ」というありがたいメッセージなのです。
もしそのとき、「ああ、自分が過去にやったことが罰として返ってきた。自分が悪かったのだから仕方ない」と罪悪感をもち、自分に幸せになる資格はないのだからとあきらめモードで、自分に罰を与え痛めつけるために受け入れてしまうことがあります。
しかしそれはせっかくのメッセージ(プレゼント)に対して、本末転倒の対応になるのです。
というのは、カルマは罰として自分を痛めつけるために、さらに傷つけるために用意されたものではないからです。
そうであった自分を許し、ちゃんと幸せになるために、天が用意してくれたレッスンです。
(自分に罪悪感をもったままの方は、他人にもうこれ以上迷惑をかけまいとたいへん気にしているので、あらゆる場面で「いい人」を演じてしまいます。強い罪悪感と深い傷をたましいの奥底に抱えてしまっています。)
ですので、もう自分を痛めつけ、これ以上傷つけるのではなくて
そうではなくて、どうかそんなことをしてしまった自分をちゃんと許してあげてください。
余談ですがこういう私自身も、過去にしてしまった不徳ゆえ罪悪感から非常に長い間、自分に対してOKを出せませんでした。
いじめられても仕方ないと甘んじて受け入れていましたし、豊かになるなんてそんな資格は自分にはないと本気で思っていました(>_<)
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あなたは「過去の全部を許すから、そのかわり幸せになりなさい」と、ご自分にそう言ってあげてください。
ポイントとしては、あなたというキャラクターが言うのではなく、あなたは神なのですから、もう一人の神であるあなたが、あなたのキャラクター(○○さん)に対して言ってあげてください。
以下のようにイメージされるのも良いかもしれません。
@まず大前提として、あなたは全宇宙すべての神意識そのもの(限界ナシ・無限・実態ナシ)
A@のあなたが同時に、現段階の○○さんというキャラを演じている。(この人生1度限りのチャンス!)
B@のあなたが、Aの可愛く慈しむべきキャラをやさしく許す。
※Aのちいさなキャラは包容力がちいさく、正直ちっぽけですので、いきなりすべてを許しましょうと思ってもたぶん無理です、許せません。
(つまり人間意識で居続けるかぎり、なにも誰も許せないのです。)
あなたの居るべき立ち位置は、常に@の方です。
あなたの本性は神意識・創造意識・クリエイターであり、今回、人間を演じているだけだからです。
自分は神だったんだ、と気が付き、その大きな自分に立ち返れば、所詮小さな人間のしたことなど、「よしよし」と許せます。
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ご自分の存在を、ご自分の幸せを、「許否(拒否)」するのではなく、「許可」してください。
「否」はすべてを縮小・下降させるエネルギーです。
「可」はすべてを拡大・上昇させるエネルギーです。
「可」は宇宙本来の働きであり、元々はそれしかありませんでした。
何事も否定すると、そこでストップして止まってしまいますので、もし宇宙がある日突然止まってしまったら大変です。
ですから、宇宙はつねに拡大し続け繁栄し続けていくのです。
それは無限であり、ここまで、ということはありません。
「可」は神の態度です。
許しは神の、宇宙の、基本的態度です。
宇宙はすべてを包み、条件なく許しつつみこみます。
それこそが、あなたです。ご自分を広げてください。
意識を(イメージで構いませんので)果てなく広げてみてください。
その視点から自分に対して許せたら、それに伴って自然に人も許せていきます。
どんなことも、どんな金額でも、あなたは自分にOKを出すことができていきます。
そして目的にむかって取り組む姿勢にストップがかからず、純粋に努力できるようになります。
自分は何でもできると無条件に信じられるようになります。
そこに根拠はなく、ただ、信じられるようになります。