親のプライドが崩壊しました

親のプライドが崩壊しました。

先日、娘に言われました。

 

「だってママと話していても、すぐママの話にすり替わるから、話したくても話せない。アドバイスを欲しいわけじゃなくて聴いて欲しいだけ、アドバイスして欲しいときもあるけど・・」

 

(これはいきなり言われたわけではなく、私が、「なんで自分の思っていること話してくれないの?!」とよりによって説教のあと、問い詰めたからです。)

 

 

これは、ものすごく私の心に刺さりました。
図星でした。

 

そりゃそうだよね、とすぐ謝りました。

 

「謝ってほしいわけじゃなくて・・」

 

と泣きそうな娘。

 

そうだよね、謝るより、ただ聞いてほしいよね。

 

それ以上何も言えませんでした。

 

あまりにも自分が情けなく、しばらく立ち直れませんでした。

 

自分は子どもより上だと勘違いしていた自我(プライド)を打ちのめされました。

 

 

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娘はとても優しくおだやかで、人の話を相手の目を見てちゃんと聞いてくれます。
抜群に人の話を聴くのがうまい。

 

あいづちなども絶妙で、そしていつも笑顔。(というか微笑んでいる。)
肯定的で否定はまずなく、優しく賢いカウンセラーと話しているようです。

 

小さいときからずっとそうで、だから友達も家族も彼女のことが大好きです。

 

怒ることがまずないし、(弟とはたまに小さな言い合いをしていますがそれは弟が突っかかるからです。笑)
私に対して反抗したこともない。

 

小学校の先生からは、あまりにいい子過ぎて心配ですと言われるほどでした。

 

どこか我慢してないか?お母さんも夕食などで彼女の好きなものを出してあげてくださいね、とか話を聞いてあげてくださいね。などと言われたこともあります。

 

私は今まで、そんな大人な彼女に甘えていました。
精神的にとても成熟していて、心が広くて大きく、いつも微笑んでいる明るい娘。

 

私からみたら、素晴らしくあこがれる人格を持っていて、まさにパーフェクトです。
決して、子ども自慢をしているわけではありません。

 

だって生まれたときからそうなのですから。

 

私を支えてくれるために、人としての見本を見せてくれるために生まれてきてくれたのかな。
それは傲慢な考えだろうか?

 

とにかく、そんな彼女からおだやかに発せられたその一言に、私は自分のダメさを思い知りました。

 

どれだけ、自我が強いのだろうと。
自分の話ばかりで、ともすると、自分のほうが人生経験が長いというだけで、
いろいろなことを分かっていると思っていたのです。

 

いえ、分かっているのだとせめて信じたかった。

 

本当は薄々そうじゃないと分かっていたからです。
子どもたちのほうが私よりも成熟している、ものごとを分かっていると心の底では分かっていました。

 

でも私は親のプライドにかけて、自分が子どもたちを導いてあげないと、と(本当はそんな必要はないのに)そう信じたかったのです。

 

これは、自分に自信がないからです。私の場合ですが。
自分の方が「上」だと、どこかで思いたかったのです。

 

自分を本当に愛していないのかもしれません。
やっぱり、自分を許せない思いがあるのかもしれません。

 

とにかく、2、3日どん底まで落ち込みました。

 

人からしたら、「なんて大げさな」などと思われるかもしれませんが・・。

 

自我の一部が壊れたように思います。

 

だから、とてもよかったと思います。

 

私から子供にできることは、スポンサーであること(お金をだすこと)と、話を聴くこと。
それしかないと、思いました。

 

あと、生活に必要な衣食住の環境を整えることですね。
それと、漢字や計算などのアドバイスを求められたら、やり方を教える。
(こんな勉強的なことは本やネットの方が正確かもしれませんが)

 

それくらいでしょうか?
あと、愛すること。どんな時も味方になること、抱っこすること・・。

 

 

人によっては、こんな意見に反対されるかもしれません。

 

ただ私は素直にそう感じました。

 

 

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フランスでは、高齢者と若者のシェアハウスというのがあるそうですね。
高齢者が家賃を負担して、その代わりに若者は一定時間、一緒に時間を共有する・・。

 

 

おたがいのニーズ(若者は高齢者の安全を見守ったり、PCの使い方や買い物などをサポートしたり話し相手になったり、一方高齢者は若者の夕食をつくったり家賃を負担したり・・など)を満たしあえるということで、今は日本でも少しづつ広まりつつあるようですね。

 

親子の関係とはちょっと違うかもしれませんが、今回そんなことを思い出しました。

 

 

いつの時代でもそうかもしれませんが、基本的に子どもの方が親より、いろいろなことをすでに(生まれながら)分かっていると思います。

 

そうでなければ、人類は精神的に進化しないのではないでしょうか?

 

ですので私は、子どもに偉そうに上から説教するのではなく子どもの話を聴こうと思いました。
むしろ教えてもらおうと思っています。

 

 

今日は、勇気をだして娘をマネて、娘がいつもやっているように相手の目をしっかり見て、傾聴(人の話を心からしっかりと聞き取ること)することが前より出来ました。

 

娘は前に言っていました。

 

「どうしても相手の目を見ないと話せないんだ、だからジロジロ見てしまって相手に変に思われるかも。でもだから相手の顔がすぐ覚えられるんだと思う」・・と。

 

 

親としてのプライドが壊れてよかったです。
自分は子どもより偉いわけではないのだと、よくわかりました。

 

娘に感謝しなければなりません。

 

自我が壊れているときは地獄の苦しみでしたが、今はさわやかです。
この際、不要なプライドは徹底的に壊したいと思っています。

 

 

自分の話ばかりを書いてしまいましたが、読んでいただいて感謝します。

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