怒ってしまうのはなぜ?
つい子どもに怒ってしまい、あとで反省する。
もう怒らないと決心して子どもに「怒ってごめんね」とあやまり、でもまた怒ってしまうのくり返し・・。
私も前よりは、相当ましになりましたが、まだまだです。
イライラを放っておくと怒りになり、エスカレートするといつの間にか激怒しています。
怒りをぶつけたあとは確実に、自分のパワーがダウンします。
もちろん子どもも傷つけます。
いったいどうすればいいのでしょうか?
まず冷静になるために、自分をごきげんにする
興奮したままでは感情もおさまらず、どんどんエネルギーをムダにつかってしまうので、まずは冷静になれるようにします。
そのためには、ひとりになって、自分にごほうびをあげましょう。
自分を責めるのは逆効果です。
怒りはいけないと我慢したり、抑えつけたりしてもそれは暴走するだけです。
自分にごほうびをあげてねぎらうのは何故かというと、自分を責めるのではなく怒りの感情を肯定してあげるためです。
そして怒りの声を聴いてあげるためです。
怒りの声(メッセージ)が分かれば、同じことで怒ることは今後なくなります。
これは冷静でないとできません。
ある程度、自分が平静になる必要があります。
できるだけ気持ちがごきげんになるために、何でも利用してみてください。
私の場合はひとりになって、好きなものを自分のために作って食べたり、カフェなどに行き好きなものをたべたりしますヽ(^o^)丿
ですのでまずは、怒っている自分を否定ではなく肯定するために、そして声を聴いてあげないといけませんから、自分の好きなことをしてパワーを養ってください。
子どもから距離をとって、自分の世界にひたることが大事です。
子どもからも物理的距離をとって、怒りからも心理的距離をとってください。
そうすると外側から、客観的にみることができます。
怒りの声を聴いてみる
ある程度ごきげんになって、怒りが少し落ち着いたら、ご自分の内面に問いかけてください。
「声を聴かせて・・?」と。
その怒りは、なんといっていますか?
なんでも思いつくままありったけ、紙に書きだしてみてください。
紙にかくことはとても大切なアクションです。
アタマの中で考えているだけでは、同じところをグルグルと思考が回っているだけで、まったく先に進みません。
紙に書きだすことで、客観視できます。
一度思ったことを二度もグルグルと考えることはないですし、段階をふんで自分がどう思っているか整理できます。
あとで見返すと自分の成長が分かり、とてもオススメです。
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うちの例ですが、息子が明日学校(夏休みの補習)に行くと言って「〇時に起こして、学校まで送って」と言われたから、そのとおりにしているのに、起きずに怒って暴れる。
起きてくれないと、わたしの仕事へ行く時間も迫っているし、学校まで送迎もしないといけない、先生にも友達にも約束したのに!と焦って次第にイライラしてきます。
とうとう怒りに火がついてしまい今朝、またしても怒ってしまいました。
なんど「もう怒らない」と決心しても、怒るときは怒ってしまいますね。
もしかしたらあなたもそうですか・・?。
そこで、自分のなかをよく探ってみました。
なにかしらの気づきがある。それこそが自分の成長の証
こんな声が出てきました。↓
「自分の仕事のペースを乱されたくない、妨害されたくない、あなたたちのために(まあ自分のためなのですが・・)がんばっているのに!」と。
そこで、もうひとりの私(神さま)がこう質問しました。
「子どもたちはおまえの仕事のペースを乱す?おまえの人生を妨害しているのか?」と。
私は反論しました。
「だって、私は子どもたちのためと思って一生懸命努力しているのに、寝坊したり、ゲームばかりで昼夜逆転でダラダラ努力もせず、いう事を聞かなくて手間をかける!わたしの足を引っ張らないで!」
そしたらこう返されました。
「子どもに手間がかかるのは当たり前だ、人の世話というのは本当にたいへんだよ。それをお前はやっている、それもお前の仕事だ、お金を儲けることだけが仕事ではないよ・・。あとは子どもをムリに動かそうとするのはやめろ。」と。
・・それで私は気が付きました。
そうだった、お金を儲けることもたいせつな仕事。
でもお金だけ儲けても、子育ての手間をかけたくないからと言っていたら、子どもはどんどん大きくなる。
いつの間にか成長して、その時にはもう取り返しのつかないことになるかもしれない。
今の子どもの心にちゃんと向き合い、【期間限定】の子育てをするのも、自分の仕事だ。
いま気がつけてよかった。
どんな時でも【今】が大事。
今を充実させること。
ていねいに子どもの心、自分の心に向き合うこと。
そして、自分の思った通りに、つまり順調にコトをはこばせるために、子どもたちをコントロールするのも、あらためてやめようと思いました・・。
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怒りは、人が(子供が)原因ではありません。
自分のなかに答えがあります。
(自分が悪いとかいう意味では決してないです。)
なにか大切なことに気づかせてくれる、きっかけなのです。
かならず、怒りの中にメッセージがあります。
そのメッセージはあなたを今より幸せに、より考え方が自由になるためのプレゼントです。
怒りの体験自体はつらいですが、フタをあけると、なにかしらのプレゼントが詰まっています。
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親は誰でも完璧ではありません。
それでいいし、それであたりまえです。
怒ってしまったら、素直にあやまればいいのです。
自分を責める必要はないのです。
どうぞ、これ以上自分を責めないでください。
子どもは分かってくれています。
そして間違いなく、あなたを愛してくれています。